コロナウィルスの威力が衰えることなく、拡大し続けております。
子供たちの学校もお休みが長引き、外出もままならない状況が続いておりますが、皆さまお変わりありませんでしょうか?
今こそ、個々人が身を守るためには免疫力を上げ、体力を強化することが求められます。
昔の養生の大要にも、「欲を少なくし、環境から身体を守り、身体を適度に動かし、惰眠を控える」ことと、言われています。 食養生の道は胃腸を整えること 昔の人は「胃腸の弱りは万病をつくる」と伝えています。 自然界の一員のヒトは、自然界から与えられる食べ物をもって生かされています。 ヒトの身体の中心には口から胃、腸から肛門と貫く一本の管があり、外なる大地の食べものを消化吸収し、身体にそのエネルギーを巡らすことで生かされています。 腸は身体の外なる自然界と小宇宙と言われる人体をつなぐと同時に、身体の中にありながら外界とも通じているので、自己と他のモノを区別し外界からの侵攻を防ぐ役割を 担っています。 腸には免疫機能の60%以上が集まっていると言われ、その役目を証明しています。
今こそ、ひとりひとりが家庭の中で身を守るために、その防御力、すなわち免疫力をあげることが求められているのではないでしょうか? 積極的に食事による養生を見直す機会にしてみませんか? それを具体的に生かす方法として「陰陽調和の重ね煮」と胃腸を整える数々の「手当て」があります。 自然界のチカラを丸ごといただく、方法として家族や子供たちと楽しんで作っていただけるレシピや食べ物でできる手当てをご紹介してまいります。
いんやん俱楽部 梅﨑和子